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100年前

2010-10-04 | 11:01

 折角のテニスの予定日だったが、寒冷前線が通過中とのことで朝から雨。
 こんな日には読書が合うかな?

 今年春先に入院した折に、司馬遼太郎「坂之上の雲」6巻を通して読んだ。続けて新渡戸稲造の「武士道」。
 そして今回その前後の時代に興味を覚え、前2冊より少し時代を遡った社会・政治の変革に焦点を当てた「開国と幕末の変革」(井上勝生著、講談社刊、日本の歴史シリーズ巻18)を読んでみた。

 開国と幕末変革 100年前を意識しながら・・・ 


 長い徳川の世が続き、社会の成熟による新しい経済活動・民衆運動の高まり、これらの変化に対する幕政の改革、西欧諸国の開国要求、そして尊皇攘夷から幕末の動乱を経て明治時代へ移り変わる時代の様子を最近の研究資料を紐解いて筆者が評論している。
 時は正に大河ドラマ「篤姫」、「龍馬が行く」の時代である。そして、自分が生まれて社会に出た前後のほぼ100年前の様子が窺い知れて興味深い。
 生まれた100年前、水野忠邦による天保の改革が始まり、庶民の生活が強い引き締めに遭っている頃。
 それから10年の後、自分達の小学校時代を100年前に遡る頃には、ペリーが通商条約を求めて来航していて、西欧諸外国との条約締結とその承認を朝廷に求める幕府、攘夷論を譲らぬ朝廷の確執、民衆の蜂起などが頻発している。
 さらに15年を経て、幕政を批判し倒幕を図る薩長・薩土の盟約だ結ばれ、この圧力によって大政奉還がなされ、岩倉具視らによる王政復古が成り、時代は明治に移っていったのだ。この一ヵ月後、坂本龍馬は33歳で伏見の下宿先で暗殺されてる。
 自分達は20~30歳台を向かえ、何とか自分の生活が出来る歳になっていたほぼ100年前の出来事だと言うこと。
 自分の生きた時代から遡ること100年、こういう風に時代を見ながら読書するのも時間の経過がリアルに意識できて面白い。
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Theme : 最近読んだ本
Genre : 本・雑誌

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